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Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp | by hns, version 2.10-pl1. |
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注: 以下の話は, 研究とは全然関係ありません。
これは僕がまだNAISTのM2くらいだった頃(1999年くらい)に出たもので,
圧倒的なデザインと, 800x600くらいが普通にあった当時としては画期的に
広い, 1600x1024 の解像度を持っている。(上の画像)
*1
僕は発表されてすぐに知ったが, あまりに高価で(確か, 日本円で50万円くらい),
その後価格改訂がされて371,000円に
なったらしい
が, やっぱり高すぎて買えなかったもの。
オークションで出ていたので, 数万円で手に入れることができた。
僕は的儲
*2
なのですが, このために, DVI端子のある GeForce6200 のファンレスカード
Aeolus 6200-DV128LP AGP
を購入してついに乗り換えた。
実は, この1600SWはDVI端子ではなく, LDI規格という別のコネクタ
*3
でないと繋がらない。このためにSGIが出している変換器も同時に入手したのだが,
うっかりデジタルにアナログ入力を入れてしまったせいか壊れてしまった。;
(ていうか, そんなに簡単に壊れる機械ってどうよ, という気も..。)
仕方がないので, ドイツの
PIXsolution社
から出ている, 1600SW専用の変換器 PIX-Link 1600SW を個人輸入で購入。
*4
250€だったので, 日本円で約4万円くらい。少し前にFedexで届いたので, これでやっと
1600SWが使えるようになった。
さて, 使ってみると, 上の画像でわかる通り, とにかく横が広い。
横1600pixelというのは今となっては当たり前に近いですが, 7年前にこの解像度
を持っていたのは, 確かに驚嘆すべきものがあると思う。
ただ, これだけの画素を, 普通の17インチモニタ(+横幅拡張)の大きさに詰め込んで
いるため, とにかく文字が滅茶滅茶小さい。
Unixでは漢字の表示にはk14を使うのが普通なので, IRIXだと普通に使えると思うが,
Windowsでは目が疲れまくってしまった。;
また, 応答速度が40msと, 今となってはやや遅いので残像が気になる点と,
思ったほど色のコントラストが高くないという点も気になるところ。
ただ, 僕は中古で手に入れたので, 新品だと評判通り, (少なくとも当時としては)
圧倒的な画質を持っていたのかも知れない。
というわけで, 手に入れたものの常用するのは難しそうですが, NAISTの頃からの憧れの 1600SWを入手して使えたので, もうそれで充分満足なのだった。
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