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Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp by hns, version 2.10-pl1.

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2008年05月14日(水) [n年日記]

#1 "言語処理学辞典"

今度出る「言語処理学辞典」の最後の原稿が届いて, とりまとめを依頼された「言語モデル」の項目が完成したので, ようやく提出。
第2部 "基礎技術"の最初の中項目, 2-1「言語モデル」は, *1
  1. 2.1.0 「概要」(持橋)
  2. 2.1.1 「nグラム言語モデル」(森先生)
  3. 2.1.2 「nグラムモデルのスムージング法」(IBM 倉田さん)
  4. 2.1.3 「言語モデルの評価」(森先生)
  5. 2.1.4 「長距離モデル」(山本先生)
  6. 2.1.5 「文書モデル」(山本先生)
  7. 2.1.6 「言語モデルへのその他のアプローチ」(持橋)
という内容からなっています。
それぞれ力の入った内容を書いていただいたので, 一応辞典とはいえ, かなり読みごたえのある項目になっていると思います。(Webでは内容は公開できない のですが..)

個人的にも, 最初の「概要」では言語モデルとは何かという見識を示せ, と言われた わけなので, (森先生におほめの言葉をいただきましたが)書きがいのある内容でした。 2.1.6「言語モデルへのその他のアプローチ」では, PCFGに基づく言語モデル, 全文最大エントロピー法などについて書いています。まさか自分がCharniakの論文 を読むことになるとは思わなかった..。
どれも手加減なしで書いているので, 出版された際には興味があれば読んでいただけ れば, と思います。
全体に, 言語モデルの項目は研究者が読んでも, 得るところは ある内容になったような気がします。


*1: 本の宣伝になるので, 書いても大丈夫だと思うのですが..。

#2 cv

今月22-25日に香港のHKUST *2 に行くので (これ), CVを下さいと言われたので, 初めて英語のcvを書くことに。
自分用メモですが, rireki.sty と一緒で必ずどこかにLaTeXのテンプレートが あるだろうと思って探したら, CTANの http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/resume/res.cls というのがあるのを知った。 このへん に LaTeX CV Template がありますが, この中で使われている。
\name{}で名前を書いて, 後は \begin{resume}..\end{resume} の中に \section{}でタイトルと中身を書いていけばいいらしい。
僕のサンプルはこんな感じ。 cv.pdf
*2: HKUSTは香港のNAISTのような大学で, 今香港で一番レベルの高い大学らしい。

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