mots quotidiens. | |
Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp | by hns, version 2.10-pl1. |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
抽象的に考えると, 問題は区間 [0,1] に長さ p (<< 1) の短冊をN個落とした ときに, ある短冊がどれとも重ならない確率と等しい。 1日の時間が区間 [0,1] を, 短冊がそれぞれの住人がエレベーターを使っている時間を表している。
| □ □ □ □ |これは, N個の短冊がすでにランダムに [0,1] 上にばらまかれている時, [0,1] 上に一様分布でピンを落とした時にどの短冊にもヒットしない確率と等価。
よって, エレベーターを使っている時間を仮に1分とすると, 1日は60分x24時間
= 1440分なので, 上の確率pは1/1440になる。実際には夜中に使う人は少ないので,
若干大き目に見積もるとp=1/1000=0.001くらい。
すると, 「N個の短冊のどれにもヒットしない」という確率は, (1-p) のN乗だから,
1-p=0.999とすれば, 計算すると
roffはNAISTの学生だった頃から気になっていたのですが, jgroffを自分でコンパイル
して入れても, うまく動かなかったりしてこれまで諦めていた。
僕は手元の環境には特に入れた覚えがないのですが,
たとえば次のようなファイル test.rf
.TL roff 文書のテスト .AU 持橋大地 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 .AB This is an abstract. We typeset this text using a traditional UNIX program .I roff. .AE .NH Introduction .PP ここから本文。 .SH 他の例 .DS (define (fact n) (if (= n 0) 1 (* n (fact (- n 1))))) .DEを用意して,
% groff -Tnippon -ms test.rfのように実行すると, デフォルトでは端末に下のように整形されます。 素晴らしい。
roff が LaTeX と違うところは, こうして端末にテキストとして整形することが できること。かつ, -Tps オプションを使うと, 綺麗に PostScript に出力する こともできます。
% groff -Tnippon -Tps -ms test.rf > test.psroff.pdf [4KB] (上のtest.pdfをPDFにしたもの)。
ちょっと面白かったのは, 上のページで最後の参考文献のフォーマットが, "%A Dale Dougherty" のようにBibtexとは違う簡単な形式になっていて, 高林君の scbib とそっくりだなあ, ということ。 S式で書くのも "%A"と書くのも本質的に同じで, 結局simple is bestなのね, という気がします。
タイトル一覧 |