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Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp by hns, version 2.10-pl1.

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2006年11月19日() [n年日記]

#1 大学への数学

月刊 「大学への数学」 が今年で50周年らしく, 今年の8月号に特集記事があってコメントや座談会などが 色々あるようなので, 京都駅のAvantiブックセンターで, ものすごく久しぶりに大数を買った。
大学の受験生の頃は, 「大学への数学」は2年間くらい毎月のように買って読んでいた。 (ただし, 学コンはほとんど出さなかった。) 夏休みには渋谷の今のGoogleに行く歩道橋を左に降りて, 大数ゼミにも通っていた のがきのうのように思い出されます。 1956年の創刊号の紙面も載っていたが, 僕が読んでいた頃も, 今も全く紙面が変わって いないのが素晴らしすぎる。
社長の黒木先生が"普通の高校で5番以内の生徒が読めるようなものを" と書かれていて, 最初から明確にそういうコンセプトだったのね, と納得。
東販に持ち込んだところ, 事前に相談がない雑誌は扱えないと言われたが, 「これは日本のためになる雑誌だからぜひ, とねばって承諾してもらった」という ところで泣いた。

別に僕は数学はそんなに得意ではなかったですが(国語の方が得意), 大数を読んで, 数学の素晴らしさがよくわかったような気がします。 大学に入ったら絶対にMacintoshとMathematicaを買うんだ!!と思ったのも大数の影響 でした。
自然言語処理のくせにNIPSやICMLの論文を読みまくっている(最近はこれは 普通になりつつありますが)のと, 文系のくせに毎月大数を買って バウムクーヘン分割や傘型分割 *1 がどうとか言っているのは, 結局変わっていないのでは, という気がしないでも ない。(^^;)

大数のバックナンバーは, 大きな書店には置いてあるようです。


*1: どちらも, 回転体の体積の特別な求積法。

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