mots quotidiens.
Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp by hns, version 2.10-pl1.

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2009年04月05日() [n年日記]

#1 関空->お花見

一息ついたので, お花見に行ってきました。
この辺ではあまり聞かない?所なのと, 効率的な行き方をしたので。

JRで和歌山方面に何回か行ったとき, 大阪府と和歌山県を隔てる和泉山脈 (要するに中央構造線の真上)を越える山中に, 誰が降りるんだろう, という ような超マイナーな駅があるのが気になっていた。
後で調べてみると, 山中渓 (仙人の里みたいな名前ですが, やまなかだにと読むらしい) という駅で, 桜の名所らしい。下のような場所で, この後は山脈を抜けて 和歌山県に入るまで, 次の駅はありません。

地図

数年前から行こうと思っていたのですが, 阪和線の各駅しか止まらない駅で, 光台からまともに行こうとすると, 学研奈良登美ヶ丘までバス→けいはんな線で 生駒で乗り換え→近鉄で生駒から鶴橋→大阪環状線で鶴橋から天王寺→天王寺から 阪和線で和泉砂川→和泉砂川で各駅に乗り換えて山中渓, というとんでもなく長い ルートになる。

..のですが, よく考えてみると, 和歌山のすぐ近くなので, 関空からはかなり近い。
というわけで, 光台からいきなり関空行きのリムジンバスに乗るとあっさり関空に 着くので, *1 そこからJRの快速で日根野まで少し戻り, 日根野で各駅に乗り換えると, 関空から30分ほどで山中渓に行けることがわかった。
12時半すぎのバスに乗って車内誌を読みながら優雅に過ごしていると, 2時すぎには 関空に着いたので, 空港で昼食を食べてのんびり してからJRに乗って, 4時頃(急げば3時前には)に山中渓駅に着きました。

山中渓は桜が満開で, *2 出店も全くなく, 宴会をしている人もほとんどなく, 実に清々しいお花見でした。
帰りは阪和線で普通に帰りましたが, 天王寺まで結局1時間近くかかった気がします。 関空万歳。


*1: 関空行きのリムジンバスはNAISTからも, 僕が来た時は一日に3本出ていたのですが, 今は朝5:30ぐらいの1本しかないらしい。
*2: ホームからすでに咲いているので, 実は駅から出なくても花見になるという話も あります。

2009年04月14日(火) [n年日記]

#1 ACL-IJCNLP 2009

ACLに通りました。
"Bayesian Unsupervised Word Segmentation with Nested Pitman-Yor Language Modeling".
Daichi Mochihashi, Takeshi Yamada, Naonori Ueda, ACL-IJCNLP 2009, to appear.

これで落ちたら完全にACLを見限るところだったので, とりあえずよかった, と思います。 *1

ただ, Accepted Papers を見ると, 明らかにACLレベルなものとかなりmarginalに見える論文が混じっていて, 微妙な感じもします。
実際, 査読の時に明らかに素晴らしいアイデアだと思った論文が通っていなかったり して, *2 きっとどうでもいい細かい所をつつかれて落とされたんだろうな, という気がします。 通っていないので, 内容を紹介できないのが非常に残念ですが..。
僕の話も, アイデアは非常に素晴らしいと言いながら, どうでもいい瑣末な部分で 点数が下げられたりしていて(しかもそれが誤解だったりする), かなり細かい所に気を使わないといけないようです。


*1: これまで, 「難しくて理解できない」とか意味不明な落とされ方をされ続けて きました。
*2: 最初, 希望通りに僕に割り当てられましたが, 最終的に別の人が査読することになった らしい。

2009年04月24日(金) [n年日記]

#1 オープンハウス準備&信学会

6/4-6/5に行われる, CS研オープンハウス2009のサイト が公開されたようです。
僕は 「計算科学」C-1 で展示する予定です。

オープンハウス用のPPTの提出が終わり, 締め切り等もなくなったのでほっと一息.. と思っていたら, 電子情報通信学会誌に今度掲載予定の講座,「最近のベイズ理論の発展と応用」の原稿締切が近いことに気づいた。

これは前に上田さんが(難しい)変分ベイズ法の解説を書いていたのと同じシリーズで, 2008年はなかったみたいですが大体1年に1回くらいある模様。今回の講座は

となっているようです。 久保さんの日記 に, すでに第1回の原稿の感じが掲載されているようです (原稿が揃ってから実際に掲載になるらしい)。
というわけで, 上田さんと打ち合わせして書く内容を決めることに。 IBISのチュートリアルは新しい話を入れようとするあまり薄くなってしまったので, 今回は基礎的な所をわかりやすく書かないと.. と思っています。


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