mots quotidiens.
Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp by hns, version 2.10-pl1.

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2010年05月08日() [n年日記]

#1 Zh

たまたま検索していて, http://52nlp.cn 「我愛自然語言処理」という中国の非常に充実した自然言語処理サイトがあるのを 知った。
2009年4月の 「自然語言処理及計算語言学常見縮略語」 (以下, 簡体字を僕に分かる範囲で日本語の漢字に翻案) なんかを見ると, NLPの専門用語をどうやって漢字で言うかがわかって面白い。 SVMは支持向量機, CRFは条件随機場で, PLSAは「概率潜在語義分析」らしい。
中国語と言っても専門領域なので, 漢文の知識で大体は読める感じです。

ACL 2010に(中国)国内からどれ位通ったか, のようなエントリ 「ACL 2010Paper国内研究単位録用情況」 があったり。 中科院(中国科学院のことだと思われる)や微軟(マイクロソフト), 北京大学からは通っているが, 清華大学がないのは単にNLPで強力な先生がいない ということかな, と想像。 *1 ただ何というか, 翻訳に異様に偏っている感じなので, 仕方ないとはいえ, 数ではないな, という気もしますが..。

そういえば, 時間のある時にiPhoneで Youtube を見ていたら,

のような面白い動画が。

最初の方「KAIST生の食生活(英語)」はKAIST *2 の授業で学生がプロジェクトとして 作ったものみたいですが, "KAIST生は夜遅いため昼まで寝ているので, きちんと朝食を 食べよう"という内容はどうでもよく(w, KAISTのキャンパスと学生生活の場面が見られ, キャンパスから何から非常にNAISTと似ていて, 興味深いです。
後者の方はHKUSTのコンピュータサイエンスの広報ビデオですが, HKUSTのもの凄く綺麗 なキャンパスが再び見れて, これも面白いです(やはりNAISTに似ている)。

別に僕はアジアンギークではありませんが, 最近こうしたものに触れるように なったのは, 中国語処理が重要性を増しているということと, Kevin(台湾出身)や 欧陽さん(香港出身)のような人がCS研の周囲にいる影響ではないか, と思います。


*1: 哈工大というのは, ハルビン工業大学のようです。
*2: 韓国のNAISTのような大学(韓国トップ)。

2010年05月30日() [n年日記]

#1 iPad

このブログがあるため, Twitterは自分ではやらないことにしているので。
土曜日に, 心斎橋のApple StoreでiPadを買ってきました。
発売日の金曜日は長蛇の列だったらしいですが, あえて予約していなかったので, 29日の夕方に行ってみると(最大)2時間待ちくらいとのことで, 明日以降は多分無理との話なので並んでみることに。 実際には, 並んでいたのは10人くらいでかなり順調にはけたので, 30分ほど並んだだけで, 無事手に入れることができました。
ただ, Wifi版は売り切れで(3G版が欲しかったので無問題), その翌日には大阪でも ほとんど売り切れている模様です。

PDFがほとんど本のように読めるのがいいですね。 下はPRMLの原稿PDFを表示しているところ。

ちょうど一年ぐらい前, 海軍兵学校の「養浩集」をスキャンしてPDFにしたので, これで印刷しなくても読めるようになりました。

  

これは井上成美が海軍兵学校の校長だった時(のはず)に作られた読本で(注: 戦前の海軍兵学校は理系の超難関で,「軍人である前に紳士であれ」という 教育をしていたことで知られています), 和歌・漢詩集ですが, 天皇御製の和歌はもとより, 大塩平八郎や頼山陽の和製漢詩など, あまり見ない ものが色々入っていて, 非常に興味深いです。
昭和18年の本なので *1 , 実際には本物は結構古書的に黄色に焼けがありますが, こうやって白黒でスキャンしておくと永久保存できる上, 読みやすいのでよさそうです。


*1: 確か, 検索して専門の古書店から入手。

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