mots quotidiens.
Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp by hns, version 2.10-pl1.

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2012年04月05日(木) [n年日記]

#1 所内新体制

2012年度より, モデリング研究系から数理・推論研究系に配置換えになりました。
福水さんと僕が移った他, 全体に大幅な移動がありました (樋口新体制ともいう)。

数理推論は, 統数研の中でも本当に凄い人達が集まっているので, 樋口先生に言われた時は, 僕ではとうてい勤まらないと思って少し考える時間を もらいました。他の方と相談して考えた結果, 自然言語だけでなく色々な 統計的な適用に関心のある僕が数理・推論にいた方が, モデリング系にいるより chemistry として意味があるだろう, と考えて, 受けることにしました。
(もちろん, 僕の将来的なビジョンがそちらに近いということもあります。)

というわけで, 自然言語処理の人が数理推論とはとんでもないポストですが, 少なくとも現段階で自分が数理推論にふさわしいとは全く思っていないので, あれ?と思った方は, そこを含んでいただければ幸いです。

#2 -

ところで, 4/8(日)のTokyoNLPの NIPS2011読み会 (参加調整) では, 僕は The Kernel Beta Process [PDF] を読む予定です。


2012年04月09日(月) [n年日記]

#1 TokyoNLP

水道橋のサイボウズラボで行われた, TokyoNLPのNIPS2011読み会に参加してきました。
春の日曜日に, 花見に目もくれず論文読み会をする男ばかり約10名。w

当日朝まで準備をしていたので, 途中落ちてしまった時もありましたが(すみません), NIPSらしく脳の論文の紹介もあったりなど, 興味深い勉強会でした。 TokyoNLPの雰囲気がわかり, 夜はnokunoさん・shuyoさん・tsubosaka君とインド料理を 食べて帰り, とても充実した一日でした。
僕は Kernel Beta process の発表をしました。 期待していたものの, 実際読んでみると, 核になる部分の推論が高次元では 上手く行かなそうなどの問題があって少し微妙だったので, 1週間ほどだけ資料を 置いておきます。

発表した後の議論で, 各素性の持つ"canonicalな"共変量x*を一点に決めてしまうのは 高次元だと難しい上, ユニモーダルでない場合のことを考えると, サンプル点の 重みつき平均で表した方がいいのではという話になり, やはり発表して有益でした。

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