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Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp by hns, version 2.10-pl1.

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2008年11月15日() [n年日記]

#1 IBIS 2008 (2)

下で書き忘れたこと。(どうして今頃書いているかというと, しばらく風邪を引いていて 余裕がなかったからですが..。)
招待講演も含めて, 14日(金)に資料の締め切りがあったので, 招待講演のページ でスライドがほぼ見れるようです。

・ 自然言語処理セッション

初日の午後に, 松本先生に「機械学習における自然言語処理の諸問題」という タイトルで講演をしていただきました。(一応僕はオーガナイザーなので..)
スライドはIBIS2008のページに上がっていますので, 全部読めます。 [PDF]
今回のIBISには自然言語処理の人があまり来ていなかったので残念だったのですが, かなり力の入った内容で, 文の構造解析を中心にどんな問題があるのか, どうやって 解かれてきたのか等のお話でした。教科書等には全然書かれていない内容なの で, 特に修士や学部など自然言語処理に入ったばかりの人が読むととてもいい内容 なのではないかと..。
個人的には, 局所的な情報を用いた分類では大域的な構造が(まだ)考慮できない ということが問題とされていますが, これは計算の途中で分類を確定的に考えている からで, BPや, 中川君がやっていたようなGibbsのような方法で実はわりと自然に解ける のではないか, という感想を持ちました。(松本研ではEMやBPやGibbsを使っている人 がほとんどいないので, あまり意識されていないのではないかと。)

・ 技術的なメモ

今回自分のLaTeXのスライドの絵を描く時に, (ついに)Tgifをやめて Inkscape を使ってみました。 これまでtgif2texを使ってTeXの数式を入れていましたが, *1 Inkscape+TexTextで全く普通の図形として数式が入れられるようになりました。 ブラボー。
以下少しメモ。

*1: さらにその前は, Psfrag を使ってダミーの文字列を書き替えるのが普通だったらしい。

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