ISMのワークショップが終わって, 京都に戻ってきました。
夏バテで力があまり入らず, 予想より人数が多かったこともあり,
スライドをもっと気合いを入れて作ればよかったと後悔。
(東京に行ってからもデニーズで夜中に頑張ったんですが..。)
広尾でおいしいお鮨をいただいて, 夜中の0:30頃に自宅に帰ってきました。
ワークショップのページ
からスライドが全て見れますのでどうぞ。
とりあえず,
Doucet氏
も左利きだった!というどうでもいい情報はともかく(w,
Particle MCMCの話が面白かったです。
折角なので書こうと思いますが, Particle Filterのチュートリアルとしては,
Doucet氏の1998年のテクニカルレポート
"On Sequential Simulation-Based Methods for Bayesian Filtering"
が非常にわかりやすくて, お薦めです。
一般には
ArulampalamのTutorial
が有名なようですが(特に音声系?), 上の方がわかりやすいと思います。
"Sequential Monte Carlo Methods in Practice" は中級者向けで, 導入があまり
丁寧でないので, テクニカルレポートを読んで導出を理解してから本を読むのが
いいのではないか, と思います。
それと実は, "The Unscented Particle Filter" の
スライド
が超おすすめだったりします。導出についても図が多くて直感的で, まずこれを読んで
から, 論文に入るのが一番かもしれません。
久しぶりに大阪に行って, 難波の淳久堂書店に寄って本を眺めていたら,
今月8/1に発行されたばかりらしい
広重の「江戸百景」の本
があったので思わず買ってしまった。
9800円だが, そこは独身貴族パワーでまぁへいっと。
帰り, 英國屋でお茶を飲みながらずっと眺めていたが,
名画の連続すぎだろ常識的に考えて…。
中学校や高校の美術で, 西洋画家の名前を覚えさせるとか意味不明な
ことをするのを止めて, この中から好きなものを選んで模写させる, というような
ことをすればいいのに, と帰りに思った。
必ずしも有名な絵だけが名画なわけではなく, 一般に知られていない絵に多く,
これぞ日本的な美学, と呼べるようなものが多くあると思う。
ちょうど広尾に行ったところなので, トップ絵を
広尾
にしようかと最初思いましたが, 地味なので品川にしてみました。
(本当はちょっと色合いが違いますが, 派手目ということで。)