mots quotidiens.
Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp by hns, version 2.10-pl1.

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2010年04月04日() [n年日記]

#1 南紀

何だか最近硬いことばかり書いている気がするので。
朝9:22天王寺発のオーシャンアロー3号に乗って, 南紀・紀伊勝浦に 行ってきました。 この日記には書いていないですが, 博士課程を修了した時(2005年)に記念に個人的に 本州最南端の串本・潮岬に行っていて, その時に南紀の本場は やはり紀伊勝浦だという思いがあって(例えば, かつての寝台特急「紀伊」は 東京-紀伊勝浦を結んでいたし, 今でも特急ワイドビュー南紀は紀伊勝浦止まりだったり する), まだ行っていない所がある, と思って気になっていました。

去年 お花見に行った山中渓の今年も満開の桜をグリーン車の窓から見て通りすぎた後, 列車はいよいよ白浜から南紀へ。
串本まで乗った時はそう思わなかったのですが, 串本―紀伊勝浦間の海は青いという より, まさにトルコブルーで, オーシャンアローの色がそうなっているのも分かる気が します。 *1 実際, 紀伊勝浦駅の駅前もトルコブルーで統一されていて, この辺りのイメージカラー なのだなということが窺えるようです。
ちなみに, 前回行った時もそうでしたが, 周参見(白浜から山を越えて, 海に出た辺り) を過ぎた辺りから植生が変わって, 枝の分枝の多い, いかにも亜熱帯という感じの 森の中を列車は過ぎていきます。

泊まったのはクジラ漁で有名な太地という所(右の写真。僕の名前とは関係ありません) *2 で, 偶然ですが, 映画 "The Cove" で最近話題になった場所です。宿の裏がまさに The Cove (太地湾)らしい。単にここの宿が一番よさそうだったということですが..。
宿のすぐ側に捕鯨船や, くじら博物館があって堪能しました。 下の写真はマッコウクジラの胎児。カワユス..w。

紀伊勝浦の町の桜。
後ろの看板は"まぐろ"
マッコウクジラの胎児。JR紀伊勝浦駅。


*1: これを考えても, オーシャンアローがくろしおと比べて, 南紀直行という意味の特急 だというのが分かる気がします。
*2: iPhoneのキャリアがドコモになっているのはもちろん表面だけですので, 誤解のないよう。(笑)

2010年04月07日(水) [n年日記]

#1 新年度&IBISML

新年度になって, リサーチスペシャリスト(RS, 上級研究員)になりました。
RSは京都, 厚木合わせてCS研で3人しかいないポストで, 大学だと准教授くらいに相当するポストなので, *1 立場に負けないように頑張っていこうと思います。

今年は指名を受けて, IBIS 2010 のプログラム委員長を務めさせて いただくことになりました。 統計的自然言語処理の人がIBISの委員長をやるというのは, 初めてなのではないかと思います。
広域科学科 で受けた教育が, 今になって役立っているのかも知れません。

IBIS 2009の会場でお話を受けた時は (まさか機械学習プロパーではない僕には来ない だろうと思っていたため) 即答できず, 決心するまで少し考える時間をいただいたので, 会場で華やかに発表, というわけには行かなかったのですが..。
すでにプログラム委員はほぼ決まっており, 内容も大体決まっていますが, 確定しましたら ibis-workshop.org のページでアナウンスしていきたいと思いますので, ご参加をよろしくお願いいたします。

・ IBISML研

それから, 各所でアナウンスされていると思いますが, 今年から新・IBISML研 (ibisml.org) が通年で立ち上がりました。上のIBIS 2010も, その一回として行う予定です。
上田さんに, 信学会に提出する書類でIBISML研のスコープについて相談を受けた時に, 主要研究分野として, 統計的自然言語処理(離散データ)と統計的信号処理(連続データ) を入れることを提案したので (信学会の研究会主要分野のページ) , 言語処理や音楽・音声の人が集まることを期待していたりします。
それとついに, 上田さんがCS研の所長に。 CS研のページ の所長挨拶や上田さんの写真等が色々変わっているみたいです。


*1: その上は, 客員教授用のリサーチプロフェッサー(RP)しかなかったりします。 (しかもRPは今は0だったはず。)

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