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Daichi Mochihashi (持橋大地) daichi <at> ism.ac.jp | by hns, version 2.10-pl1. |
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Tenenbaumは僕はベイズの勉強を始めたころから, 認知的な話をきちんとした
統計的な科学
として扱うことができるという意味で, 非常に勇気をもらったり影響を受けている
人なので, 大変嬉しいのですが, どうも実感が湧かないというか..。
帰りにUBCの Arnaud Doucet 氏のところに呼ばれていて
Talk
をする関係で, Air Canadaで
上田さんや山田さん(最初2日だけ一緒ですぐ帰られる)とは別に行くので,
Torontoで途中泊まる必要があったりして, 着くのがそもそもちょっと大変そうです。
数セミの原稿について編集部に問い合わせたところ, 原稿の著作権は僕にある
とのことで(最終的な紙面は編集部のものだそうですが),
発売から書店に置いてある期間の3ヶ月が経ったので, 手元の原稿のPDFを
公開
しておきます。興味のある方はご覧ください。
数セミに載った方はレイアウトなど, 僕の意図とかなりずれている所があるので,
元の意図した原稿(タイトルが伊庭さんにいただいた通りで, 紙面では7ページに
なりましたが, こちらはきっちり6ページ)がどうなっていたかが
わかると思います。
木曜日はTalkをして、後は部屋の鍵をもらったのでそこにいたり、外に出たり。
MITの象徴的な
丸屋根の建物
の横はフードコートになっていて、学内の無線LANも繋がる
ので, 外を横に見ながら論文を読むにはいい感じです。
思うところは個人的には色々ありますが(そもそも、恐ろしいことにアメリカ自体
初めてだったりするわけで)、とりあえず、中心的な場所にいるという
安心感のようなものはあるかもしれません。
僕は Norbert Wiener のファンなので, 「これがCharles riverか!」みたいな感動も
毎朝川を渡るときにあったりします。(風景も綺麗。)
雨森さんにも久しぶりにお会いすることができ、中を見せていただいたり、実験のことなど色々なお話をお聞きすることができました。
週末は建物全体の鍵がまだで入れないので、ボストンを見てまわる予定です。
2週目は, 「そんなに離れたlonelyな場所にいないで, こちらに来たら?」と
Dan
に言われたので, それもそうだなと思って皆のいる部屋の近くにいるようにしたので,
毎日議論ができて, とても有益でした。
論文にはなっていないので詳細は書けないのですが, 向こうではノンパラメトリック
ベイズの計算を scheme で書く(scheme が確率や確率的な組み合わせを返せるように
し, CRP等の計算をmap等で使えるように一般化する)というプロジェクトが進んでいる
らしく, 昔関数型言語を書いていた経験がここにきて役に立ちました。mapと
かfilterとかconsとか, ベイズの話で聞くとは思わなかったなぁ..というか。
他にも, (僕の好きな画家) Process などの話も聞けて, とても愉快でした。
特に, Danや
Noah
と話せて, とてもよかったなあと。
本当に色々あったり, 思ったりしたのでここには書ききれないのですが, とりあえずそんな所かなと。
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